築地木工 UNIT8

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こんにちは、管理員です。

やっと朝晩涼しくなってきましたね。皆様お元気ですか?

さて、私の大学の恩師である”森一郎先生(現;東北大学/哲学科教授)”が松山での学会の後、宇和島市へ足を運んで下さいました。

先生はご専門は哲学でありながら、国内の重要かつ素晴らしい建築の保存活動にも力をいれておられます。

最近ですと仙台の前川國男設計の宮城県美術館の移転の反対運動、他これまでも歴史的にも保存すべき/未来へ残すべき建築の保存活動に御従事されております。

私も欧州にいた折、ハード(構造や外壁など)は残して、ソフト(内装や設備)を変えていく手法に気づきをえまして、少しづつ建物の改修を本業の傍ら手掛けておりますが、先生には大学時代に頂いた薫陶だけではなく、この建築に対する姿勢でも様々な影響受けております。

また、現在は仙台にご在住という事で伊達繋がり(宇和島藩の藩主は伊達宗城/仙台と宇和島は姉妹・友好都市)がある関係で、伊達家に関する観光地巡りをいたしまして、久しぶりに登ってきました宇和島城。

高校時代は足腰を鍛えるため、毎日部活で走って上り下りをしておりましたが、ま~アラウンド50にはきついきつい…。
曇りで涼しかったのは助かりましたが、、、息も切れ切れ…。笑

そして夕食で宇和島の郷土料理をご堪能いただいた後、次の日は鬼北町庁舎に参りました。
この建物はアントニン・レーモンド設計の建築であり、先生にも私にもなにかと縁のある思い入れのある建物です。

当日は職員の方にアテンドをして頂きまして、隅々までご案内をして頂きました。
職員の方々には休日にもかかわらず、快くご案内をしていただきまして、誠にありがとうございました。
この場をかりて、心より厚く御礼を申し上げます。




(画像は、鬼北庁舎様の画像をお借りしております。)

光の入れ方、真ん中に階段を持ってくる設計、出隅のコーナにあてた真鍮、シェル構造、、無垢材の木を曲げた手摺、妻のノエミが設計した家具、など挙げればきりがありませんが素晴らしかったです。

 

2日間、合宿のように(笑)いそいそと愛媛県内を移動いたしまして、あっという間に時間が過ぎてしまいました…。

また、いつでもお待ちしております~。

さて、今日の曲は、

続編やってほしいな…、
近江神宮も嵯峨嵐山文華館もよかった…。

 

ではまた