築地木工 UNIT8

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重森三玲

こんにちは、管理人です。

 

近くて遠い(家から近いからこそなかなかいかない心理ww💦)、重森三玲氏の庭園美術館に京都の建築/造園仲間と一緒に訪問しました。

東福寺の市松模様の庭園が有名ですが、今回初めてジックリと鑑賞させてもらいました。

 

…………………、小宇宙でした。

庭園用語に須弥山(しゅみせん)というものがあります。

同様に社寺建築(寺)では、外陣→内陣→須弥壇 というように外から中へ入るたびに仕様が豪華になっていきます。
仏教では仏様がいらっしゃる場所という意味でしょうか…。

 

この須弥山とは古代インドの世界観の中で中心にそびえる山だとされています。この山は仏教、バラモン教、ジャイナ教、ヒンドゥー教にも共有されているようです。

このお庭だと、須弥山に仙人が住んでいるとされているようですが、三玲本人はどれが須弥山か言わずにこの世を去ったようです…、とお孫さん(今もこの庭を手入れされているようです)が教えてくれました。私には、水墨画に書かれるような桃仙郷が描かれているような気に思えました。

じっと見ていると、額の目が開くような…、その昔、香川県の地中美術館でモネの睡蓮の絵を3時間ほど見ていた時の感覚を思い出しました。

 

他にも、

なかなか遊んではる………。言葉がでませんでした…。

 

さて、今日の曲は

 

目覚ましの曲にぴったりですね。
会社の朝の始業の音にしようと思います。

 

では、また